国体開催に際して思うこと#2 [国体]
「来年の国体、このまま長野県がOKしなければ開催されないのではないか?」 そういう話も何度か聞かされていた。
そんな中
「もし来年の国体が無かったら、それこそ野沢で国体に変わる別の大会をやってもらいたい」そう思っていた。
私の知る限り、多くの都府県の国体予選は、都府県連の大会の中でも重要な位置を占めている。
国体が無くなったからといって、1月のメイン大会が無くなるとは思えない。
だから、この時期の大会の優勝者達の戦いの場として選抜選手によるうな全国大会を野沢でやってもらえば良いと思っていた。
それは、つまり開会式のない「質素な国体」とほぼ同じ事なのだが・・
国体開催に際して思うこと [国体]
秋田国体はギリギリながら参戦させてもらうことができました。
その中で思い出深いレースをさせてもらえたことに本当に感謝しております。
さて、昨晩の開催決定速報に続いて、国体に関して思ったことを書きます。
来年の国体開催については、先月末、1月末ぐらいから色々な噂を聞いていました。
長野の新聞では、野沢の立候補の話は出ていたようですが
それ以外の話は、人づての話として色々きき、それに対して一喜一憂していました
(来年自分が出れるかさえ決まっていないのに)。
いろいろ困難な問題があったのかと思いますが、開催されることは本当に歓迎すべきことだと思います。
男子の成年B組、成年C組の世代には、私のように社会人になってからスキーを始めた選手がおおくいます。
この世代の目標は国体や国体予選です。
国体や国体予選をを目指しているレーサーがいかに多いことか!?
少なくとも私の知る限り、関東各県の国体予選の盛り上がりは、1シーズンの中で最大の盛り上がりであり、もし、スキーの国体予選がなくなったら、それら選手達の目標はうすれ、
スキー界の衰退へとつながってしまうのではないでしょうか?
【速報】スキー国体開催 長野県!! [国体]
スーパーGの話を書こうと思っていたら、朗報が!
「長野県が一転、スキー国体開催へ 「王国」として断れず」
asahi.com より
http://www.asahi.com/sports/update/0227/138.html
来年野沢温泉でのスキー国体開催が決まったのだ。
本当によかった。
最近、明るい話題のなかったアルペンスキーの世界に明るい話だ!
ノルディックの世界選手権の勢いかな!?
先週の野沢のスーパーGでのバーン作りをみても
野沢温泉なら絶対に良いバーンを用意してくれると思う。
だから、私はそのバーンで、ちゃんと戦えるように練習を重ねて来年の国体に参加できるように頑張らなくてはいけない!と思った。
噂から推測するに、国体のコースは
チャレンジのスタートハウス付近から、スタート
コースへの絶叫 [国体]
スタートして1旗門は、予定通り、クローチングを組んだ。
加速のためではなく、自分自身と気持ちを下へと落としていくため。。
そして
2旗門目。。
本当に前が見えない。
3旗門目を過ぎた頃に、このコースが半端でなく大変な事を知る。
「ハァ`ー!」
4旗門目を滑ったときに、外足のトップが空を、いや上を向いた。
くそー!!
「え`、後傾してるのか?」
5旗門目で、このバーンに自分がやられていることを再認識した。
ポールの近くを滑っていない。。攻めていない。お尻も落ちているかもしれない。
「このままでは、名寄の時と一緒になってしまう。」
霧が深く、斜面が見えない。掘れている位置がわからない。
バーンは割れてはいない。ぼこぼこに掘れた状態をならしていて、さらに水をまいた事で固くなっている。
大きく見るとデコボコしているのに、細かいところで見ると表面はなめらかで固いバーン。
そのため、なかなかエッジングはさせてもらえない。
「このままではならない。」
いよいよスタート#2? [国体]
アナウンス:「ゼッケン91番 河辺 敏郎さん 1:27.32」
が、流れた。
「あ、ゴールしたんだ。河辺さん。
ん、っけっこうかかったけど、、」
なんかやったかな??
それと、コース整備は少々時間がかかるらしい。
先ほど、小島選手に渡したコートを返してもらい、羽織り直した。
今季から使っている白いコートは、軽くて暖かい。
いつものパートナーで、スタートギリギリまで着ている。
テント内はそれほど寒くないとはいえ、やはり冷える。
テント内はこんな会話がひろがる。
「戦略どうこうっていうより、『忍耐』レースだって。」
いよいよスタート [国体]
さて、いよいよ自分のスタートの番がが近づいてきた。
本番用の板はすでにR≒0の松田君に預けてある。スタートワックスを塗り込んでもらうためだ。。
板はスタートまで松田君が降ろしてくれるという。。
私「念おくった?」
松「しっかり送りました」
なんの話かというと、松田君はワックスを塗り込む時に
「滑れー。ゴールしろー!」
って念を送ってくれる。
だから、私の気合と、松田君の念とで2~3秒速くなるに違いない。
念を入れてもらったことの確認。。
スタートハウス前は各県の選手や役員が準備している。
そして、今回の国体は知り合いが多い。
このスタート順であっても、中国やサホロで一緒に練習した仲間・知り合いが前後に多数いる。
91番 河辺さん
96番 昌嗣さん
104番 岡部さん
108番 木戸さん
・・・
その他にも役員やサポートで来ている人。人。
緊張感の中にも和やかな雰囲気を作れる。
ガチガチの緊張でなく、なにか筋の通った緊張。
「この雰囲気が良いパフォーマンスを生み出してくれる。」
そんな気がする。
それにしても
何か忘れていないかなぁ?
成年男子Cスタート! [国体]
2007年2月12日 10:05 成年男子Cの開始時刻だ。
私のゼッケンは97。
「スタート間隔は、おおむね30秒」
ということで私のスタートは開始後50分程後。
体を冷やしてもいけないので10:00直前まで中間にあるレストハウス銀嶺で休憩し、
第一シードの観戦にあわせ中間地点までリフトであがった。
リフトを降りたとき,既にレースは始まっていた。
リフトを降りてすぐの位置で観戦はしようと思ったが、
今までの観戦ポイントと違うと、イメージが違うのか良く分からなかった。
昨日までのレースとの違いや、女子A組とのコース状況の違い等を感じるため
いつもの観戦ポイントへ移動した。
何人かの選手の滑りは見逃してしまったが
正一さんや、西条さんの滑りをふくめて数人の滑りを見ることができた。
バーンは思ったより、ひどくなかった。
インスペを終えて [国体]
ゴールエリアをでると、中川チームのメンバーと中川さんが集まっていた。
みんなの輪に混ざる前に馬の背のあとから
ゴール前まのでコースを復習し
少し遅れてからみんなと合流した。
大会コースについて中川さんから説明があった。
中「スタート部分:ポール間隔は22m」
「え、狭い」
中「そして、中間28m」 (とか言っていたかな?)
中「ゴール前にも28m」
じつは、今となっては何を言っていたかもう覚えていない。
ただ、
「上は、ポール間隔は狭いが、中国で練習してきたみんななら行ける!」
ってことと
「急斜面へでる斜面変化前のスルーは、下のポールに当たるようなラインで滑ると、
余裕が出すぎて、かえってリズムを崩す。
急斜面側のポールも普通にたっているので、割とタイトへ行ってよい。」
の、ような事を言っていたと思う。
中川さんは、ゴルフ用のスコープで、正確に距離を測っている。
その距離と自分のインスペクションとの感覚がほぼ一致していた。
いよいよ本番のインスペクション [国体]
通常 朝は、少し走って、朝食を食べてから、温泉に入っていた。
本番の2月12日、インスペクションが8:10からということもあり、
食事前に温泉に入った。
温泉アップ。
熱めの温泉が体の目覚めに調子よい!
ヨーデルは食事がおいしい。
朝食は4度目だが、今朝もおいしく食べることができる。
ありがたい事だ。
いままでの国体で一番調子がよい!
さて、朝の準備をすませて
いざ出発というときに、、、
「あ、ホットバルムを塗り忘れてた!」
本番前日のレース観戦(成年男子ABを見て) [国体]
私の本番である成年Cの行われる12日(祝)の前日、11日(日)。
成年男子A、成年男子Bのレースが行われた。
翌日の本番の参考にするため、観戦した。
まずはコース前2/3を見上げることのできる中央緩斜面の最後の部分。急斜面への 入り口上部で観戦した。多くの役員、コーチ、選手、観客がいた。
地元秋田は、脚立をかりてきてコーチ陣の人垣も気にせずビデオ撮影。レースがはじまると、この脚立の周りも人であふれていた。
本番へ向けての準備 [国体]
■用意した板
田沢湖の宿舎に持ち込んだ板は5本。
・201cmのSG板。
・191cmのエース板。。
・191cmのアップ板。
・186cmのエース板。
・186cmのアップ板。
5本?そんなに??
明日は成年C:国体本番! [国体]
明日はいよいよ私にとっての国体本番だ。
今日の午前の大会(成年A)では、スタート順が、タイムに大きく影響している事も否めないが、
午後は、比較的良いバーンだったみたいだ。
ただし、やはり自然が相手のスポーツ。
雪が降ったり、キリが出たり、、、、そのへんは、どうにもならない。
いまも、結構雪が降っているし、、、
明日のバーンはどうなるかな?
とにかく、この1年、この日のためにがんばってきた。
全力を尽くすのみ。
とにかく納得できる結果をだすためにがんばるのみ!
板は万全の体制。
よい報告ができるといいな!!!
開会式 [国体]
国体初日。
そうそう、これが、千葉の新しいウェアです。
いままで、開会式でしかウェアがなかったのです。。
おそろいのウェアで一体感がでました。
そして、今日は、午前中がコースオープンでした。
大会コースを上から下までノンストップでフリーできるんです。
今日は、調整のためポールはコースオープン前に2本。
帰り際に1本だけ滑りました。
他県との合同ポール。だいたい関東で固まってすべるので、仲間内がいっぱいいます。
そのあと、マテリアルコントロール。
ブーツは、こんな測定器で測ります。
上にデジタル表示がついています。。
板のコントロールは、
この工具が入ればOK
トゥーピース部からかかとのところまでチェックします。
そして、午後は開会式。
まず!!!
ことしは千葉のウェアがかわりました。
だいぶかっこうよくなりました。。
「つまらない」という他県の声も、、
集合場所に続々と選手が集まってきます。
恒例の菜の花
開会式一番の人気。
TVでもうつりました。
その合間をみて、
仲間内で写真大会。
いろいろな県のウェアが面白いです。
神奈川チームと
玲奈と七穂と。
河辺さんは埼玉から
ごちゃまぜで
ちょっと電波状況がわるく、これ以上画像アップできませんでした。
今日はここまで。