SSブログ

いよいよ本番のインスペクション [国体]

通常 朝は、少し走って、朝食を食べてから、温泉に入っていた。
本番の2月12日、インスペクションが8:10からということもあり、
食事前に温泉に入った。
温泉アップ。

熱めの温泉が体の目覚めに調子よい!

ヨーデルは食事がおいしい。
朝食は4度目だが、今朝もおいしく食べることができる。
ありがたい事だ。

いままでの国体で一番調子がよい!

さて、朝の準備をすませて
いざ出発というときに、、、

「あ、ホットバルムを塗り忘れてた!」

唐辛子やユーカリ油などをふくんだ、ローションで、
寒いときに足や背中に常に塗っている。

それを塗るのを忘れていた。。

一度来たウェアを脱いで、塗り直す。

そう
それで、思い出した、、ホカロン
   。。
ホカロンも腰に貼る。。

さ、okだろー。。

と、大会用のワンピースを着るのを忘れていた。。

ま、練習用でも良いんだけど、、

いや、せっかくの大会。。

と、ワンピは車のなか。。。。

車から大会用ワンピースを取り出す。

「つ・め・た・い」

「つめてー」

ワンピは冷たかったが、あわてた分体は温まっていた。

そんなこんなで、朝の時間はあわただしく過ぎ去り、藤田選手、久和野選手を待たせ て、我々の車は出発した。

藤田さんは
「古川さん、面白いねー。。板とかあんなに真剣に準備しているのに、、
 ワンピとか準備してないんだねー」

でも、この一騒動で一気にテンションが上がった。
普通のひとなら、大変な状態なのだろうけれど、
わたしは、毎回試合前は、ハプニングが起きる。
むしろ、起きた方が調子よい。。

迷惑な話だが、、、

さて、朝、インスペ前に、ゲートを1本くぐっておこうかと思ったが、、なぜか下の トレーニングバーンにはゲートが1セットも無かった。

あれ、役員はアップバーンに行っているし。。

※解説。
トレーニングバーンは、地方ごとに、ポールの練習バーンが割り当てられている。
たとえば、我々千葉は、関東の各県と一緒にここにゲートを貼っている。
アップバーンは、その日レースがある選手のみ入れるゲートで、今回は、2セットが 用意されていた。。

と、いうことで、186cmのエース板でストック無しのバリエーションフリーを1本。
そして191cmのサブ板で、フリーを一本滑り、
インスペクションへと向かった。

インスペクションの開始時刻より前に、既に相当数の選手が集まっている。
TOPでインスペクションをするのが常の私にとっては、後からのインスペクションはあ まり気分が乗らない。。のだが、、まあいいやぁ

TOPでインスペクションするのは、いつもはじめの数旗門、

だれも居ないうちにコース全体を見通して、流れを見る。
その後近くの旗門を1旗門ずつ覚えていく。。

それが私のインスペクション。
いつも時間いっぱいになってしまう。

さて、スタート台の前に立つ。
宮城県の四竃君が、スタート台の前にいた。

Mt.レースイSS時代の非常勤講師仲間だ。

彼も、社会人になってからアルペンをはじめたようだ。
1年前のイタリアで一緒に練習したことがある。

彼の前に割り込んで、スタート直後のゲートへの入り方をしっかりと見る。

どこを右足で蹴るのか、左足で蹴るのか。ストックはどこにつくのか?

1~3旗門が恐ろしくまっすぐ。そして、右へと誘導されていく。
はじめの3旗門は初速をつけるためのセットのようだった。
細かいがまっすぐ。

少なくとも1旗門目はクローチングで行くことを確認した。
「多分2旗門まではクローチングだな」

4旗門目からは普通のセットだった。
9~10がスルーになり、その後、ウェーブを避けるように11、12旗門がたって いる。
この辺はクローチングで行けるな。
15旗門、17旗門とも、右のネットに接するようにたててある。
忙しそうなセットだが、中国で練習した厳しいセットを考えれば、たいしたことはな かった。

そして、20旗門目は細かく振ってあった。
「ここではクローチングは解くことになるのだろうな。」

24旗門から25旗門の右ターンで、馬の背を越える。
「昨日、生田選手他やられていたところだ。
 遅れないように、ラインを気をつけよう。」

27、28が左ターンのスルーで、29旗門目が急斜面の入り口へとたっている。
30旗門目は、急斜面の入ったばかりのところにあり、まだ斜度は増していないとこ ろにあった。

当初、28旗門目にあたって、余裕をもって急斜面に入ろうと思っていたが、
割と余裕があることに気付いた。
むしろ先の27旗門目にあたっていって、29へダイレクトに行っても30には入れる。

今の自分ならいける!!

27旗門まで登って、もう一度ラインを確認する。

やはり行けそうだ。

27はポールにあたって、29までかなりまっすぐ行こう。

29はかなり絞ってあたっていこう!

30旗門目にたつと、急斜面から下のコースがよく見える。
32旗門目では、藤田さんがコース係と話をしていた。

あの人(藤田さん)は、どこにでも知り合いが居るなー。

その場所に行ってみた。

コース係は上に乗った雪をトンボでコース外へ出していた。
なぜこの32旗門を気にするかというと
昨日の成年Aで、ここのバーンが割れていたからだ。

第一シードが終わった時点で割れており、その後、コース係がスコップで割れた雪を たたいていた。

今日はどうなるのだろう?

バーンをみると、固い青めの雪の固まりと、細かい白い雪が混合されている。
たぶん、水も撒いたんだろうが、これは荒れる可能性があるなぁ。
きっと、混ざっている青い固まりが切れた下は柔らかい雪がいるんだろう。

今回の国体はコース状況が常に良くない。。

確認のためにスキーをかかと突きにして雪面に板をさしてみたが、上の固い層を破る ことはできなかった。。

「バーンは良いことにしよう!」

昨日、喜多コーチからmixiにもらった応援コメントを思い出す。
「バーンコンディションで攻めるかより攻めるか決めてください。。 」

答えは「超攻める」

荒れそうだけど、荒れは気にならないことにした。

97番ゼッケンで荒れないはずはない。

ただ、勝負するのは第一シードの選手とである。

彼らは良いコンディションで滑るから、攻めることができる。

だから、超攻めないと勝てない。

だから「超攻める」

荒れは、その人が荒れていると感じなければ、荒れでは無い。

今考えると、恐ろしく無謀(前向き)な思考だ。

され
39旗門目まで急斜面が続き
40、41がスルー。

ここからがスピードののせどころ。
クローチング姿勢でポールにあたるイメージをする。

そうこうしているうちに、インスペクション終了の時刻となってしまった。
のこり3旗門、

最後はまっすぐであった。。

「選手は退場してください」の放送をきき、
急いで3旗門分を滑り降りゴールへ入った。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。