ヨーロッパのSGに参戦して

blogを毎日書くにはモチベーションがいります。

仕事もこなして、スキーをするという多忙な状況の中で、
なんでblogを書くことに時間を割くんでしょうかね！？

やはり
「伝えたいことがあると、」
私は、これで書いているんだとと思います。

自分が体験したことを伝えたい。
これが、モチベーション（書く気）です。


さて、今日の話はそんなところにもつながる話なので
ちょっと脱線して書いてみました。


私が競技スキーをはじめたころ
漠然と思っていたことがあります。

・国体に出る。
・FISレースにでる。
(以前にも、FECか、全日本選手権の高速系に出場したときに書いたかもしれませんが・・・)


これが徐々に膨らんできて
・国体で８位以内
という目標と
・FISのSGにでたい。
という思いになっていきました。


「FISのSGにでたい」という思いは、当初「海外にいけばFISレースには出れるのではないか？」
という考えがあったからです。
ヨーロッパに行けば日本人の枠はあるので出場可能だと、、

ところが、FISのSG参戦は、全日本選手権SG参戦という
当初とは違う方向で達成できました。。

全日本選手権　NC（National Championship)です。

参戦当時の、どうしようもない緊張感と、完走後の達成感は
今でも思い出すと、どきどきします。

ですが、
スキーがわかってくると、
日本の高速系種目が、ヨーロッパ諸国のそれより
大幅に弱いことがわかってきました。

一度で良いからヨーロッパのSGに出てみたいなぁ
人というものは、（私は特に）一つのステップを達成すると更に上のステップへ
上がりたくなるものです、、

「ヨーロッパのSGは大変だよ。怪我するぞ！」

そんなことも言われていたし
ポイントでみても、滑りでみても
大幅に違うことがわかると、

自分の中で葛藤が起きます

ふつふつとわき上がる、挑戦への思い

それと同時に
「それは危ない」「俺にはできない」
という否定的な考え、心のブレーキが働きます。

「でも、いつか、、」

「できれば、、」
という思い

もう４０歳です。
体力的な限界はどこなのでしょう、
３０過ぎて、徐々に感じる体力の衰え
とそれに比例しない好奇心、挑戦心

私は、ある意味かなり迷惑な人間なんでしょうが
止めることができませんでした。

正直、結婚でもしていたらここまではやらなかったであろうとは思いますが

やりたいことをやらせていただきました。


今思えば、
甘く考えていたポイント目標は未達でしたが
参戦できたこと、無事完走できたこと
ヨーロッパの本物のスキーを味わえたこと
レベルの差を体感できたこと

本当に良かったです。

もっといろいろ伝えたいと思えることができるように
がんばっていきたいと思います。

コメント 2

『伝えたいこと』
あるのは良いですね。

自分の想いばかり綴るのではなく、
読んでくれる相手のことも考えつつ文章を書くのは、とてもパワーが要ると思います。

且つ、仕事＆スキー。
そのモチベーションを保っていられるのは自己の強さであると思います。
まずはそこが基点ですが、目に見えなくても支えてくれる家族・友人等々がいるからではないでしょうか。
羨ましいです！

太陽の様に、自分自身が光放つ存在になれるといいですね。
自分が熱い想いでいるのは勿論（笑
その太陽の暖かさで相手の気持ちを熱くし、その太陽の光で暗くて不安な道を明るく照らし・・・そんな存在でいれたらって思います。

『伝えたいこと』
皆に伝わることを願っています！





by Peko (2010-12-01 01:00) 

>Peko
励ましのコメント。ありがとうございます！

「太陽」、、
ちょっと大役ですが、

これからも「伝えられるように」書いていきますね。
by nfuru (2010-12-01 08:16)