全日本選手権SLに参戦して#2：古川信行ブログ　エンジニア・スキーレーサーだけど、：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

全日本選手権SLに参戦して#2　[FISレース] [編集]

今、八方尾根にいます。なぜかというと、、、高速系種目にも参戦するからです。
やり過ぎな感はありますが、国体へ出れなかった分、こっち方面にがんばってしまいました。。

https://saj-data.jp/doc/AL20100088.pdf
そして、本日の嵐のせいで、ここ数日準備していたネットがすべて飛んでしまった。。。らしいです。
明日のコースオープンは、フリーで滑らせてもらえるのか未定です。
インスペクションのみなのかもしれません。
まだ、ゼッケン配布等もされていません。。

*******************
とはいえ、まずは、SLの続きから、、、

一本目の成績
01 生田　45.03
64 古川　59.39

まるで別の種目のようなタイム差でした。

二本目に残らないと失格になってしまうということはありましたが
大きな差には代わりありません。

それと、やはり
「攻めた」と自分で思えなかったこと。

これが良くない。

そこで、二本目は攻めることにしました。

今回の大会に向け、リスクの少ない板を用意して望んだのですが、
大会バーン脇の急斜面でフリーをしていると
アップ用につかっていた方がしっかりと雪面をとらえていました。

ただ、その板は、走りすぎて、
いわゆる「発射！」状態になりやすいので、使用を控えていたのです。。

けれど
その板を使って攻めることにしました。

実は64番というのは最終走者。

失敗して登っても後からくる走者はいないので迷惑はかけません。
（大会が多少ながびくことでの迷惑はおかけしますが、、）

FISポイントに関しては、どうせ取れることはありません。
攻めて失敗しても悔いはない。
攻めないと悔やまれる。

とうことで、がんばることにしました。

周りから見ていた方々はどう思われたかはわかりませんが、
わたしは気持ちよく滑ることができました。

急斜面もなんとかおわり
緩斜面のヘアピンで繋いでいこうとしたそのとき、
板から必要以上の返りをもらい
発射してしまいました。

５０秒近く滑ったその状態で登るのは大変なことでした。
すたすたと登ることはできませんでした。
カニ歩きでまるで、初心者のように登りました。

２本目だけで１分２８秒

本当に長い時間レースをさせていただきました。

ポイントは見ていませんが
すごいことにもなっていると思います。

けれど、勝負して良かったです。

とにかく、全日本選手権という大舞台で、３種目とも完走を果たしました。

完走を目指す競技会では無いことは十分承知しています。
自己満足で申し訳ないが、本当に良かった。

応援くださった方。ありがとうございました。
(写真は、フォトグラファー田中慎一郎さんよりいただきました。ありがとうございます。）

田中さんのブログ
「生田康宏V 全日本選手権SL」
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/shinichiro/article/249