初心

全日本選手権
応援ありがとうございました。

その結果はというと

途中棄権


以前に「挑戦」という記事で
国体の同レースの中で

「誰よりもゴールに行く気持ちはある」

ような事を書きましたが
今回はそれが弱かったんだと思いました。

転倒したことが
「弱かった」
のではなく

転倒しながらも立ち上がる思いに「弱さ」があった。

そう思いました。

なんの事だかよくわからないと思いますので
全日本のことを書きます。

*****3/12(木)*****

レース一本目
いつも通りスタートハウスでの気合い入れ。

野沢は私にとってはホームゲレンデのような場所である。
一人で大会に参戦しても、声をかけてくれる人がいる。

こと全日本ともなればその効果は絶大だ。

完全アウェーのはずの権威ある大会で
萎縮すること無く
普段通りの気合いを入れることができる。

スタート時
ストックをつくところは
雪が掘れないように黒く固いゴムのマットがひいてある。

私はどうもあのマットの感覚が嫌いだ。
ちゃんと刺さらないし、なんかすべって抜けるような、、そんな気持ちがある。
だから
マットとスタートバーを支える支柱の隙間の
たいへん狭い領域の雪にストックをつく癖がある。

さらに言えば、
体を落としてスタート出来ない私等は
「ストックをつく位置が高い方がより強く推進力を得られるのではないか？」
という考えもあった。

そのため、
いつも通りにマットと支柱の間にストックの先を刺す。

そして気合いのスタート。

しかし
こんかい、その作戦は裏目にでた。

左のストックのリングが
スタート左のマットに引っ掛かったのだ。

気合いの声は
「あれ～」
気の抜けた声に

スタート付近は爆笑

気合いの入ったスタートが
一気に気の抜けた声になったのだから
見ていた方々は、笑ってしまったらしい。

特に、私は後ろから二人目。
セット替えをするためにコース係が集合していた。。

爆笑の渦の中をスタートした。

ストックの手革があったから
ストック自体は外れずにはすんだが
握り直すのに必死で、、、

その後の緩斜面2旗門
全く漕ぐことが出来なかった。

それでも
その後気合いを入れ直し
気合いの滑り。


前日からの降雪と高い気温により
雪面条件は悪い。

全日本選手権というレベルの高い大会であっても
コースはいわゆる二段掘れになっていた！

ゼッケン95番にはハードバーンが待っており
より気合いを入れてすべらなければ
ならなかった。

板を横にしたら終わりのサバイバルレース。

否が応でも気合いが入り、いつも通りの声を出しての滑走になった。

くたくたになりながらも、ゴール。

ゴールしてみれば完走63人中63位の結果。

レース参戦者中のポイントを見ても
サバイバルレースぷりをみても
「二本目に残れたことが大事」
とはまわりから言われたが

ビリはビリだ。

とくに、このコースは去年は１５本も滑っている。
アドバンテージはあったはずだ。

それと、今年は全日本選手権のＧＳとしても２回目の出場
記念参戦ではなく、勝負しに参戦していることを示したい。。


１本目は、片桐選手一人が58秒台で、他の１分台を大きくはなし、大手をかけていた。

そんな中、自分も結果を出したいと密かに燃えていたはずだった。

コメント 3

ご活躍ですね＼(◎o◎)／！
わたしはゴムに溜まった水が気になり嫌々ついたら一旗門目を間違えた事があります(；一_一)その後は自分の今までのベストランでした。
スタートはもちろん大爆笑！みんな笑えてまともに滑れなかったそうです(・o・)
また遊びにきますね。がんばってください(^.^)/~~~


by BOO (2009-03-19 20:36) 

スタート前後の緊張感が伝わってきました。
野沢・・・・、２０年近く訪れていません。

by swm104 (2009-03-20 07:26) 

>BOO
あ、一旗門目ね。
気をつけないと間違えそうになるときあるよね。

>swm104
こめんとありがとうございます。
私は、野沢と菅平が多いですね。最近。
by nfuru (2009-03-20 18:41)