7月16日4:00 登山開始

登山初日。3:30に起床。4:00出発。タクシーにて淀川登山口を目指す。
途中の弁当屋で昼飯を受け取る。
4:55登山口到着。


まだ薄暗い。朝食の弁当とトイレ等済ませ、5:30出発。
徐々に明るくなってきた。

6:15頃だろうか、淀川小屋着。
結構たくさんの登山客がいる。前の晩にここに入って、出発する人も多い。
小屋を出るとすぐ淀川だ。

薄暗いが、生い茂る木々の感じが本州と異なり見ているだけで楽しい。

出発すると、登山道を待ち構えていたのは鹿だ。


こちらのことは気にはしているが、逃げる気配はない。



もののけ姫の舞台ともなった白谷雲水峡には遠いが、そういった雰囲気はすでに出ている。
普段と違う景色に心が弾む。10kg以上の荷物を背負っているのだが、足取りは軽い。


登山道は、はじめは杉林の中、そしてだんだんと背の低い植物の間を通る道へと変わる。
変化に富んだ道だ。

時折、森が開けると、不思議な光景が広がる。


森の上に岩がちょこんとのっている。

長年の風化作用により、不思議な景色が広がる。

宮之浦岳は1800m級の山で、それほど高いわけではない。
登山道も登ったり、降りたりだ。

呼吸も楽だ。

そして、変化に富んだ景色が目を楽しませ続けてくれる。


それは、不思議な岩であったり、
急に現れる湿原であったり、
動物たちであったり。

湿原は、登山客が踏み荒らさないよう木道が完備されていて
身近に湿原を感じることができる。


こういった変化は実に面白い。


ロープを使って昇り降りし、
沢の中を登り、


たまに景色が開けると

見える山々や、山肌の色（植物の色）を変えて待ち受けている。



どうやら私は、雪山だけでなく、夏山も好きなようだ。