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国体予選を振り返る#2 [国体]

1月12日(土)、予選当日。

朝の天気は雨。

雨は、どの選手にとってもいやなものだろうが、
私は、このまま雨でいて欲しいと思っていた。
もし、これが雪に変わると、かえってバーン状況が悪くなる。
雨のままならコース状況は変わらない。。

ゲレンデに着くと
雨交じりの雪へと変わっていた。
一緒にリフトに乗った選手に
「このまま雪になるといいですね」
といわれたとき
「いやー雨のままがいいな。
 雨か、晴れかはっきりしてくれた方が良い」

そんな会話を続けながら
インスペクションへと向かった。

湿った雪の影響もあって
バーンは比較的下地のあるグリップする雪であった。

スノーセメントはある程度効くであろう。

板は今年の190cmで問題ない。

後はインスペクションに集中するだけだ。

前走は子供達が3人。その後の私のスタートは4番。
7人の跡を見て滑る事になるが
ライバル達は、私の跡から滑る。

先のラインに惑わされては行けない。
昨年も、急斜面の入り口のラインは、藤田選手より50cmも離れていたそうだ。

今年は斜面変化の入り口も
必要以上にまいたラインではなく

その先を考えたラインで滑るようにしている。

前の週の菅平でも、そのライン取りで大きくタイムお縮めることができたと思っている。

緩斜面を右におれて、8旗門目、急斜の入り口に立つ9旗門目、
そして、急斜面での1ターン目となる10旗門目。
まっすぐなラインが見える。
多くの選手はここで遠回りに入るに違いない。しかし、私には、練習してきた自信があった。
攻めることができる。
幸い11旗門目も、それほど厳しい位置に立っているわけではない。

2年前の屈辱を繰り返さないためにも、この部分は何度となく確認した。

とにかく、自分の信じたラインをしっかりねらっていけるように
念入りにインスペクションした。

ラインも1つではなく
条件が良いときのライン。
前の走者による雪が貯まった場合のライン。
スピードが出たときのライン。

急斜面から緩斜面のつなぎ部分、そしてその先の落ち込み部分。
多分そこに滞在していた時間は、どの選手よりも長かったはずだ。

つづく




 

よろしくお願いします。

コメントもよろしくお願いしマース。 


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